まるで「ほんやくコンニャク」!? 株式会社iVacation、多言語翻訳機能による実証実験を行うと発表
どうも、先日はお見苦しいところをお見せしました。今日は真面目なやぎこちゃんです。
今回は、まるでドラえもんのひみつ道具のような、夢のような新サービスのお話。株式会社iVacationが6月22日発表した、「TATERU Phone」への追加機能・音声翻訳機能およびその実証実験についてです。
「TATERU Phone」とは?
恐らく皆さんにとって聞きなれないワードであろう、「TATERU Phone」。これは、iVacationが運営している民泊で外国人旅行者向けに貸し出されているスマートフォンのことで、iVacationから2017年4月から提供されているサービスです。
これまでにもiVacationは「TATERU Phone」を通じて、予約受付やタクシーの手配はもちろんのこと、なんとベジタリアン向けレストランの案内までと、さまざまなサービスを展開してきました。
詳しくはこちらのページ(「TATERU Phone」宿泊事業者向け レンタルサービスの提供決定)をば。
夢の機能・音声翻訳
そしてここからが今回の本題。「VoiceTra」という「TATERU Phone」に組み込まれたアプリを使うことで、スマートフォンに向けて話すだけでそれを翻訳し、音声としてレスポンスを返してくれるという画期的なサービスのお話です。
「VoiceTra」は、総務省所管の国立研究開発法人情報通信研究機構という機関が開発した、多言語音声翻訳アプリのこと。
既にGoogle Playストアにて一般公開もされているものですが、今回iVacationが福岡市の「みのしま商店街」と協力し、ついに来店促進を目的とした実証実験が行われるのです。
今回の実証ではまだ日本語・英語・中国語・韓国語のみの実施となっていますが、「VoiceTra」には本来31言語が対応していることもあり、今後さらに言語の幅が広がっていくことは間違いないでしょう。
まるで「ほんやくコンニャク」
iVacationは今後、自身のホステルブランド「TRIP POD」を通し、「TATERU Phone」を用いた様々なサービス展開を行っていくと発表しています。これはまさに、今後が楽しみなサービスの一つなのではないでしょうか。
まだまだこういった先鋭的な取り組みは少ないですが、カタコトの英語が限界な筆者としては、こういうものがどんどん発展してくれるといいなぁ……と心の底から思うわけであります。
案外、ドラえもんの世界はすぐ近くまで来ているのかもしれませんね。
[最終更新日]2017/06/23
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