株式会社スマホドック24、モバイルワーク向けタブレットPC「C109S」を発表
つい最近、近所にある某100円ショップにて買い物をしていたら10年来の友人と会っておったまげました。
どうもやぎこです。今日も何とか生きてます。
さて本日の話題は、株式会社スマホドック24が運営するMVNOサービス「スマホドックモバイル」から発表された新タブレットPC「C109S」について。
場所に縛られず、快適なモバイルワークを提供するとしている本商品。その詳細について詳しく見ていこうと思います。
まず簡単なスペックから
とりあえず、はじめにスペックについて。
公式サイトにスペック表があったため、そちらを引用させて頂きました。
商品名 | C109S |
---|---|
インストールOS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Intel Atom x5-Z8350(Cherry Trail) 1.44GHz / 4core |
メインメモリ | 4GB |
補助記憶装置(内蔵) | eMMC 64GB |
タッチスクリーンモニター | 10.1型 WUXGA(1920×1200ドット) |
I/Oポート | Micro SIM slot (Huawei ME906J) Micro USB Micro HDMI Micro SD カード(128GB) USB type C 充電ポート(3Ah アダプター付き) |
通信環境 | LTE 150Mb/50Mbps ※出荷時はNTTドコモ対応 |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth v4.0 |
内蔵カメラ | 5M / 2Mピクセル(アウトカメラ/インカメラ) |
本体サイズ(HxWxD) | 幅261.0mm x 高さ8.8mm x 奥行167.0mm |
本体重量 | 580g |
バッテリ | 8,000mAh |
外部USB端子 | USB Type-C microUSB |
CPUにはCherryTrailのAtom x5-Z8350を使用。4コア4スレッドで動作するこのプロセッサは、ベンチマーク基準だと初期のノートPC用Core i3とほぼ同等の性能を誇ります。
また、メインメモリにはタブレットPCとしては大容量の4GBを、ストレージは不自由なく使用できるであろう64GB eMMCをそれぞれ搭載。
もちろんデスクトップPCなどと比較すれば性能の差異はあれど、ビジネス目的や外出先での作業などには十分なくらいの動作スペックだと言えそうです。
また、LTEバンドに対応したデュアルSIMスロットや長時間の動作を可能にする8000mAhのバッテリー、MicroSDスロットやHDMI端子、USB Type-C端子など、さまざまなインターフェイスや充実の機能を備えた本機種。
キーボードと画面部分の着脱可能というタブレットPCの特徴も相まって、自由自在で快適なモバイルワークが実現しそうなモデルです。
機種は最高、ただし……。
てなわけで、かなり良さげなタブレットPC「C109S」。
ですが、まあいいところばかりでもなく。難点なのは、そのお値段と入手方法です。
ほぼ同等かそれ以上のスペックを持ちOfficeまで付くASUSの「TransBook Mini T102HA」が約4万円で買えてしまい、SIMフリーという条件で見てもMicrosoftの「Surface 3」が6万円弱、もう少しスペックを下げてみれば3万円でお釣りが出るほどの価格でタブレットPCが勢ぞろいしている昨今。
その中で、この機種は本体のみで税抜き59800円というお値段。ちょっと高すぎやしませんかねぇ……。
しかもそれに加えてもう一つ厄介なのは、この機種は「MVNOに加入しなければ手に入れられない」という点。まあとどのつまり、本体のみだけを購入するってことが出来ないんですね。
しかも、取り扱っているMVNO事業者がほとんどみんな法人向けサービス。
今回取り上げさせて頂いたスマホドックモバイルは一応個人向けサービスも行っているものの、2年間分の通信費を一括払いしなければいけないという難点があります。これでは、せっかくこの端末に魅力を感じても二の足を踏んでしまいます。
この端末を作っている企業、トライポッドワークスさんのページを見る限りだと完全にビジネス向けな端末としてリリースはしているらしいのですが、それにしても何か策を講じてくれればいいのになぁと思ってしまいました。
中古流通に期待
さて、そんなこんなでC109Sについて見て参りました。
なんか最後のほう批判ばっかしてるみたいにも見えますが、実際タブレットPC本体のほうは素晴らしいものだと思うんですよ。スペック自体も申し分ないし、質実剛健という言葉が良く似合うPCだと思います。
ただ、やっぱりお値段とかそっちのほうが……ね。
てことで、この機種に期待するのはリースアップ品などが中古市場に流通すること。
まだまだタブレットPCの流通は普通のノートPC等に比べて少ないですし、もしかしたら望み薄かもですが……、ちゃんとユーザーの手の届くところまで降りてきてくれれば嬉しいなぁと思います。
あとついでに、各MVNO事業者にはこういったタブレットPCの供給も増やしていって欲しい。
スマホやタブレットが普及しだして数年が経ち、そろそろこれらの需要も頭打ちになってきているとは思うんですが、そんな中で外出先での作業が出来るというPCの供給は一つの解決策になりうると思うんですけども……、その辺どうでしょうかねぇ。
その他、詳細に関してはhttp://www.sdmobile.jp/other_detail05.phpからどうぞ。
[最終更新日]2017/08/21
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