エキサイト株式会社、トーク配信アプリ「Radiotalk(β版)」の提供を開始


どうも、ここ数日村上春樹にハマっているやぎこです。
さて今日は、先日レビューしたエキサイトSIM(詳しくはこちら:Exciteモバイル通信速度実測レビュー!およそ10Mbpsほどは期待でき、格安SIMでも十分使えるという結論に)や翻訳、ブログなどのサービスでおなじみ・エキサイト株式会社から発表された新アプリ「Radiotalk」についてです。
「社内ベンチャー制度」という意欲的な制度から立ち上がった本サービス、この斬新な取り組みについて詳しく迫っていきます。

「Radiotalk」とは

この「Radiotalk」は、簡単に言ってしまえば個人でラジオ配信・視聴が出来るアプリです。Youtubeの音声のみバージョンとでも言ってしまえば分かりやすいでしょうか。
配信者は本アプリにより、いつでも1タップで自分のトークを収録し、それを配信することが出来ます。
そして、このアプリを同じくインストールした聴取者は、「歩きながら」「家事しながら」といった「ながら時間」を使って各配信者のトークを聴く事が出来るという仕組みになっています。
例えばこれがテキストベースや動画ベースのメディアだったら、「今他に使ってるサービスがあるからいいや」となってしまっていたかもしれません。
ですがこの「Radiotalk」の最大の特徴は、何かをしている合間の時間を使って視聴するという音声ベースのサービスならではの点。時間の有効活用を図ることが出来ます。

ちなみにこのサービスが開発された背景として、これから音声コンテンツがより拡充されるであろうという予測があります。
昨今Google NowやSiriに代表される音声認識機能は更なる進化を遂げてきました。
また、AirPodsやAmazon Echoなどの音声コンテンツが台頭している今、音声は一番注目されているインターフェイスと言っても過言ではないでしょう。
こんな中、エキサイト株式会社の若手社員を登用し事業計画を行う制度、「社内ベンチャー制度」から生まれたのがこのサービスでした。
これにより、独創的かつ利用者に人気となるような、新しい形の音声プラットフォームを目指していくとのことです。

「Radiotalk」の内容・機能

この「Radiotalk」では、自分が作ったアカウントあたり一つの「番組」を作ることが出来ます。そしてその「番組」から無制限に「トーク」を配信することが出来、リスナーに向けて配信していくという形をとっています。
リスナーは気に入った番組やトークを「お気に入り」へと追加し、その人気の出た「番組」や「トーク」は人気番組としてホーム画面に表示され、そしてまた再生数が増え……という循環を行っていくことも可能なようです。
そしてここで大事なのは、「匿名で配信できる」という点。これにより、「名前を伏せているからこそ言えるトークを話す」「さまざまな思想・意見を語る」ということが出来るようになっています。自分の意見を発信したい!という方にはけっこう有効なサービスなんじゃないでしょうか。

また、バックグラウンド再生などの機能も充実しており、上でも述べたような「ながら時間」を有効活用していくというスタンスに沿ったアプリ作りともなっている様子。ユーザー目線に合った、さまざまな狙いが見えてくるようです。

ちなみにAndroid版は2017年8月9日から、iOS版は2017年8月中旬からの提供開始だそう。まだまだベータ版ということで全体的な完成度は低いとは思いますが、これからの進歩にも是非是非期待したいサービスと言えそうです。

面白い取り組み

さて、駆け足でしたが「Radiotalk」について見て行きました。
僕自身しゃべり好きなこともあり、こういったサービスは聞き手・話し手問わずかなり魅力的……っていうのが正直な感想。
自分もちょっとやってみようかなぁ……なんてことも思ったり思わなかったり(笑)
もしこういうのが大きいサービスになっていったら、民放ラジオとかももっと人気を取り戻していくんですかねぇ。深夜ラジオ好きな自分としては、なんだか少し期待しちゃいます。

[最終更新日]2017/08/09

この記事を書いた人

やぎこ

やぎこ

物書きとか色々を中途半端にやりながら大学浪人してる18歳。 ミスチルならどの曲でも歌えるのが特技です。 ヤギのように雑食で生きていきたい所存。 @yagikochでTwitterはじめました。

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