格安SIM・格安スマホの通話機能は意外と高い!
大手3社の料金と比較すると圧倒的に安い格安スマホですが、
気になるのは通話機能などのサービス面です。
ここでは、格安SIM・格安スマホの通話機能に関して詳しく説明していきます。
格安スマホの通話品質はいかに?
まず一番気になるのは通話の品質です。
通話品質は端末の性能にも左右される部分がありますが、
一番は回線に依存します。
ここで格安SIMと呼ばれるものは、
「docomo」「au」「softbank」の回線を借りることによってサービスを提供する
「MVNO」であるという説明を行いました。
つまり、「docomo」「au」「softbank」と同じ回線を使用しているということなので、
通話の品質に関しては、3大キャリアと同等であると考えて問題ありません。
留守番電話などの各種サービス面はどうなのか?
3大キャリアでは当たり前のように使用することのできる「留守番電話サービス」や「キャッチホン」などに関しては、
MVNOにもよりますが一部対応していない会社もあります。
「留守番電話サービスなどは絶対に外せない」という方は、
対応しているMVNOのキャリアを選ばなければなりません。
それでもほとんどの格安SIMで留守電などは対応していますので、
安心して利用することができます。
通話料金に関して
通話料金に関してはかけ放題や家族割引などのサービスがほとんどないため、
長く通話をするという方にとっては通話料金は割高になるかもしれません。
ただし格安スマホを提供するMVNOの中にはかけ放題などのプランを提供している所もあり、
必ずしも通話料金が高くなるというわけではありません。
また、基本料金が3大キャリアと比較して圧倒的に安くなるため、
総合的に見れば料金はお得であることに間違いはありません。
緊急電話は可能なのか?
格安SIMを利用する上での心配事の一つに、
110番や119番などの緊急電話が使用できるかということが挙げられます。
しかしその点は心配無用で、
格安スマホでもちゃんと緊急電話を使用することができるようになっています。
最初にも説明しましたが、
格安SIMとはいえ、使用している回線は3大キャリアと同じものです。
そのため、通話機能に関してはほとんど3大キャリアと同等であると考えて問題ありません。
緊急地震速報だって端末が対応していれば使用することができます。
ただしデータ通信SIMの場合は、
緊急電話を使用することができません。(音声通話はできませんから・・・)
データ通信でもIP電話により通話を行うことは可能ですが、
緊急電話に関しては例外となります。
ほとんど通話をしないならデータ通信SIMという選択肢もあり
音声通話SIMはデータ通信SIMと比較して毎月の料金が高く設定されているため、
さらに安い料金でスマホを持ちたいとする場合は、
データ通信SIMの方がお得になります。
音声通話SIMと比較して、
データ通信SIMでできないことは以下になります。
・緊急電話を使用することができない
・音声SIMよりも通話品質は低下する
また、電話番号を所持しないということは、
何かしらの登録を行う場合などにおいて非常に不便となります。
音声通話SIMとデータ通信SIMの料金の違いは月に数千円とさほど大きなものではありませんので、
できることなら音声通話SIMを持つことをおススメします。
通話機能に関して格安スマホは劣る部分がほとんどない
結論として、常に長電話をするという方を除けば、
3大キャリアのスマートフォンと格安スマホとでは、ほとんど機能に差はありません。
しいて言えば通話料金に多少の差はあるものの、
ほとんど電話をしないという方にとっては、
格安スマホを持つことのメリットの方が大きいと言えます。
[最終更新日]2017/06/10