またも新機種登場……! 群雄割拠のWiMAX端末に突如現れた新星、「W05」
どもども、やぎこです。もう1月も半分過ぎてしまいましたが、あけましておめでとうございます。
私事ですが、なんとかセンター試験も済ませることが出来ましたので、ぼちぼちコチラのほうも頑張って参ります。引き続きよろしくお願いしますです。
さて本日の話題は、つい数日前に突如として現れたWiMAX端末の超新星、HUAWEI TECHNOLOGIES製ルーター「W05」について。
昨年の暮れに出たばかりのNEC製「WX04」と、まさにがっぷり四つに組んだ状態となったこの「W05」。正直なところ、一番に出てきた感想は「まさかこのタイミングでの発売になるとは……」というものでした(笑)
ということで今回は、その「W05」の全貌へと迫っていきたいと思います。
外見の変化
まず初めに、今回発売された「W05」とその前身機種である「W04」のデザインを比較してみましょう。
W05
W04
ぱっと見てまず目に付くのは、「W04」までのHUAWEI製ルーターの特徴であった細長いフォルムから、長方形チックなデザインとなったことでしょう。
以前の「W04」と比べると少し大人びた印象を受ける、洗練されてスタイリッシュな感じに仕上がっています。カラーバリエーションも、蛍光色のような質感のものからシックなものへと変更されています。
これならどうやら、公衆の面前で使用していても気後れする心配はなさそうですね。
大まかなスペック比較
さて、お次は「W05」とそのライバル機種にあたるNECプラットフォームズ製の「WX04」、そして「W04」の3機種で大まかなスペック比較を行ってみたいと思います。
以下、大まかな早見表。右に行くほど新しい機種になっています。
今回のモデルチェンジにおいて1番特筆すべきは、やはり通信速度の向上でしょう。
「W04」においてネックとなっていた上り通信(=アップロード通信。自端末からネットワークへデータを送信する通信のこと)の速度が、「W05」においては大幅に向上しています。
au 4GLTEとのキャリアアグリケーションによって実現した下り通信(=ダウンロード通信。ネットワークから自端末へデータを受信する通信のこと)の速度もそのまま維持しており、この点においては競合機種である「WX04」へ差を付けていると言っていいことと思います。
反対に「WX04」に差をつけられてしまっているのが、バッテリー容量。
「W04」においては以前からバッテリーの持ちに関してあまり評判がよろしくなく、それをそのまま「W05」では引き継ぐ形となってしまっています。これは少々残念なところ。
しかも、「WX04」ではバッテリーの取り外しが容易なのに対して「W04」「W05」では取り外しが基本的に不可となっており、長期間の使用によるバッテリーの膨張などへの対策が出来にくいのもウィークポイントとなっています。
また、それにも関わらず端末重量についても「WX04」のほうが軽量であるなど、「W05」にはいくつかの少しばかり惜しい点が見られました。
「W05」の新機能
次に見ていくのは、「W05」に初めて導入された新機能。その名も「Wi-Fiお引越し機能」です。
この機能は、今まで他のWiMAXルーターなどのモバイルルーターに設定していたSSIDやパスワードなどを、いちいち入力したりせずにそのままダイレクトでお引越し出来るというもの。
元のルーターがWPSという認証方式に対応してさえいればこの機能を使うだけでお引越しが済んでしまうらしく、パソコンなどから面倒な初期設定をしなくてもいいとなると、これはなかなか便利なシロモノとなってそうでした。
こういうマイナーチェンジは目立ちはしないものの、案外嬉しいところだったり。
安さの「W05」、機能の「WX04」
ということで、ざっと「W05」の特筆すべき点を挙げていきました。
これだけを見ると、正直「WX04」と同等か、あるいは少し負けてるか……という感じではありましたが(「WX04」にはクレードルに感度向上用のアンテナが付いているなど、結構機能は充実してるんです)、「W05」の本領は、実のところこういった機能の充実だけでなかったりもします。
じゃん。こちら、例として引っ張ってきた「GMOとくとくBB」さんのキャッシュバック額です。
これを見ると、「WX04」を選んだ際には2年契約を選べない(=3年以上の契約が必須である)のに対して、「W05」では最新機種なのにも関わらず2年契約のみでの入手が可能になっており、しかもキャッシュバックの額も他の端末とほぼ変わらないものとなっています。
これはつまり、「W05」が「WX04」に比べ、圧倒的に低価格での提供がなされているということでしょう。まあ言ってしまえば、「W05」は廉価版なわけです。
また、他のプロバイダさんもいくつかチェックしてみましたが、やはりこの傾向は変わりませんでした。
ということでつまるところ、端末を選ぶときには「安さ」を取って「W05」にするか、「機能」を取って「WX04」にするか……というような構図が見えてくるわけですね。
まとめ
ということで、新機種「W05」について調査して参りました。
いやー、なんだかここ数ヶ月はWiMAXルーターの発売ラッシュということで、なんだか時代の流れについていけてない気もする筆者だったりもします。まだ「W05」はおろか、「WX04」ですらテスト出来てませんし……。
次に新機種が出てくるとしたら、やはりホームルーターとかそっちの類になるんでしょうか。「L01」の後継とか、そろそろ出てきてもいい気がするんだけどなぁ。
そんなわけで、目まぐるしい進化を遂げているWiMAXルーター界隈なお話でした。
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あぁ、自分も早く「WX04」とか「W05」とか触ってみたいなぁ……。
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[最終更新日]2018/02/09
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