WiMAX端末、オススメはどれ?? WiMAX 2+対応機種徹底比較! 【2018年4月版】


どもどもこんにちは。いろんなご縁のおかげで今月からもどうにか生き永らえるっぽいです。やぎこです。
いやホントにもう、人との繋がりって有難いですねぇ……。コミュ力大事。うん。

さて本日は、長らく更新してなかったこの記事(WiMAX端末、オススメはどれ?? WiMAX 2+対応機種徹底比較! 【2017年10月版】)をついに更新してやろうということで以下略でございます。
この約半年間、まるで嫌がらせかのように矢継ぎ早なリリースが行われているWiMAXルーター。果たしてこの半年で何が変わったのか?いったいどのルーターがおすすめなのか?を徹底調査してみました。
それではそれでは、詳しく見て参りましょう!

大まかなスペック比較

今回も例によって、「・持ち運びに適している」「・バッテリー内臓端末である」ことをクリアしたWiMAX2+対応の端末を比較していきたいと思います。
もう既に販売が終了している端末も比較対象にしていますので、中古での端末購入を検討している方々なんかにも役立つ情報なのでは……とも思うのですが、いかがでしょうか?

ということでまずは簡単に、スペックの比較から行ってみようと思います。
初めに、下の表をご覧あれ。これがある意味、今日の本題……どころかお伝えしたい全てだったり。

じゃん。ズバリ、スペック早見表。
これさえ見れば、大抵の機種のカタログスペックは分かるようになってます。ほとんど10月に作ったもののパクリだってのは内緒

今回比較対象としたのは、Speed Wi-Fi NEXTシリーズより「W05」「WX04」「W04」「WX03」「W03」「WX02」「W02」「WX01」「W01」、およびWi-Fi Walkerシリーズより「HWD15」「NAD11」「HWD14」、それと別系統なルーターとして取り上げる「Triprouter」の計13種類です。
そして比較項目は、「発売日」「メーカー」「上り/下り最大速度」「WiMAX/WiMAX 2+/au 4G LTE/Bluetooth対応」「SIMロックの有無」「バッテリー容量」の10項目。
結構悩んだのですが、今回の表中には「公称連続待ち受け時間」だったり、「サイズ・重さ」だったりは加えていません。
だってほら、待受時間は各メーカーとか時期ごとに計測方法とか環境がまちまちだったりするし、サイズとか重さに関してはそこまで大差ないですし……。

でもってこれを見ると、割と古い機種と今のものを比較してみても、実はスペック的には大差ないことが分かります。
じゃあ何が変わってるのかと言いますと、例えばそれは電波の感度だったり、実際の通信速度改善だったり……。
ということで、次の項ではそういった「見えないところ」も含めたオススメをご紹介していきます。

おすすめ機種TOP3

さて、こんな感じにざっくりとスペック比較をしたところで、早速ですが筆者イチオシの機種を3つばかしご紹介していこうかと思います。
割とゆるい感じにメリット・デメリットも記載していくので、どうぞご参考までに。

1. Speed Wi-Fi NEXT W05

まずはド定番の最新機種から。
今年の1月に発売されたばかりとあって、大抵のWiMAXプロバイダではコレが大々的に取り上げられてることと思います。

この機種の主な特徴としては、

  • 下り最大708Mbpsの高速通信に完全可能
  • au 4G LTE、Bluetooth通信完備
  • SIMロックがかかっていないため、契約終了後は自前のSIMカードで運用可能
  • 現時点において、Speed Wi-Fiシリーズの最新機種

といった点が挙げられると思います。

しかし、デメリットとして多く上がっている意見としては、

  • 充電持ちがあまり良くない
  • 充電にUSB Type-Cケーブルを使う(→扱いづらい)
  • 横幅がかなり大きいため、ポケットに入れるなどの持ち運びに不便する

といったものも。

W05は、郊外に住んでいてWiMAXエリアギリギリの場所で主に使う方だったり、カバンに仕舞っておいたり出来る方にオススメの端末かもしれません。
反対に、家に据え置いて使用したり、数日起きにしか充電しない方だったりは、ちょっと不自由を感じてしまうかも……??
それと、ポケットに入れるには不便……という意見もネット上には散見されていました。

2. Speed Wi-Fi NEXT WX04

次にご紹介するのは、これまたド定番機種・WX04。
安心安全のNECプラットフォームズ製品である本端末は、これまた各プロバイダのラインナップによく見かける顔だったりします。

この機種の特徴としては、

  • 下り440Mbps通信に対応、Bluetooth通信が使える
  • 上と同じくSIMフリー
  • 省電力機能の充実などにより、バッテリー持ちがかなり良い
  • 別途クレードルを使うことで、電波感度を上昇させることが出来る
  • 自分でバッテリー交換が可能

このような点が挙げられます。

反対に短所として多く声が上がっているのは、

  • 不具合・初期不良が多い
  • クレードルが別売り

こういった点でした。

このWX04は、どうやらWiMAX 2+エリア内にお住まいの方でしたら、クレードルを併用して電波感度を高められるなど、かなり快適な使用が出来るみたいです。初期不良等々についても、ファームウェアのアップデートや修理対応で治ったという方がほとんど。
また、自分でバッテリー交換が出来るのはホント大きいです。長い年数使い続けたり、多く通信するような方にはもってこいかも。

3. Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15

そしてやってきました、本日のダークホース枠。
およそ3年前に発売された機種であるにも関わらず、今だ人気は衰えない隠れた名機です。
ちなみに10月の時点でもこの機種をおすすめしてるんですが、筆者としてはここに全くブレはないですね。

本機種の長所は、

  • WiMAX、WiMAX 2+、au 4G LTEの使い分けが「手動で」出来る
  • バッテリー容量がかなり潤沢、モバイルバッテリーとしても使用可能
  • 手持ちのSDカードを挿す事で、LANネットワークストレージを構築することが出来る

といった点があります。

デメリットとしてあるのは、

  • 下りでも通信速度が最大110Mbpsしか出ない
  • 本体が分厚い、重い
  • 既にほとんど全てのプロバイダで取り扱いを終了している
  • SIMフリーではない

このような所でしょうか。

何と言ってもこのHWD15は、今ではほぼ皆無となってしまったWiMAXとWiMAX 2+の使用切替が出来る端末として有名です。
これを使うことで、「WiMAX 2+にて通信制限が掛かってしまった場合にはWiMAXへと切り替えて、ある程度安定した通信を行う」といったことも可能。
ただ、WiMAXが停波する……なんて話もちらっと出てるので、向こう数年来使おうというのには向いてないのかもしれませんが……。
その点、詳しくはこちらの記事(WiMAXが近々サービス終了する!? 結局終わりはいつなの? 謎めいたウワサ、その真偽とはいったい……!?)をご覧くださいませ~。

この端末を使用するとなると中古での入手を前提としてしまうため、保証などはありませんが、それでも構わない!という方はいかがでしょうか。
ちなみに相場は3000円弱とかみたいなので、結構安いっちゃあ安いです。

他の端末はどうなの?

さて、こんな感じに長々とオススメ情報を書き綴って参りました。
しかし、数あるWiMAX端末の中からたった3つを選んだということもあり、「じゃあ他の端末は良くないの?」といった意見を持った方もいらっしゃるかもしれません。
まあ確かに、これら以外の端末を使っている方も多いでしょうからね……。

ということでまず結論から言いますと、ネットの評判やらを見る限り、「最近の端末であればある程度は良い感じ」というのが解答になりそうです。
「ざっくりしすぎだろ!!」とツッコミが入りそうですが、ホント技術の進歩は素晴らしいようで、W04以降の機種では受信感度に関する悪評がほぼ無いほど。
強いて言うなら、「W03とか、その辺り以降のを使っておけば間違いないんじゃないかなぁ……」くらいですかねぇ。あとはLTEの契約だったり次第って感じですね。

ちなみにTriprouterに関してですが、変態ガジェット好きな自分にとってはかなり惹かれる端末ではあるんですけども……、まだまだ使ってる人が少ないということもあり、なかなか良し悪しの判断が下せないのが現状。
基本的には「Speed USB STICK U01」という法人向け機種がベースとなっているため、詳しく知りたい方はこちらを調査したほうがいいかもしれないです。

まとめ

ということで、こんな感じにWiMAX端末のオススメをご紹介して参りました。

ちなみに今回ここで紹介しているのは、一番最初にも書いたように「持ち運びが出来る」「バッテリー内臓の」ルーターだったりしまして。
パソコンに繋ぐものだったり据え置き専用端末だったり、あとは法人向けのものだったり……を含むと、この何倍もの機種があったりします。
ほんっと、差異が分かりにくい割にはたくさん機種があって面倒くさいというかなんというか。
そして筆者自身、書いてるうちになんだかいろいろ目移りしてしまって、正直訳が分からなくなってしまったりも……(爆)

まあアレです、用途に合わせて「W05」か「WX04」選んでおけば、まず間違いないです。その辺、念頭に置いといてください。
あとはご契約なさるプロバイダのラインナップとも相談しつつ、是非是非ご参考にしてくださいね。

そして本サイトでは、これからWiMAXを契約したい読者の皆さんが一番気になっているであろう、「一番安いプロバイダ」も徹底検証してみました。
果たしてその結果は……? ということで、↓のボタンをポチっと、是非是非チェックしてみてくださいね!

[最終更新日]2018/04/04

この記事を書いた人

やぎこ

やぎこ

某大学生。ミスチルならどの曲でも歌えるのが特技です。 ヤギのように雑食で生きていきたい所存。 @yagikochでTwitterはじめました。

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