WiMAXとdocomo/au/SoftbankのポケットWifi、果たしてどっちが優れているのか? エリア・料金を徹底比較!


最近近所のカフェで仕事するとき、SSIDが「W04~」やら「WX03~」やらといった名前が付いたWi-Fiの電波を見かけると、「ああ、この電波はこの端末からだから持ち主はこのくらいの時期に契約したんだろうな、そろそろ2年縛りが解ける頃合か」みたいな変態じみた感慨をよく抱くようになりました。
こんにちは、今日も元気です。やぎこです。

そして本日の話題は、そんな近所のカフェでふと思い付いたお話。
こうやってWiMAX関連のネタを書かせて頂いていると、職業病(?)なのかは分かりませんが、やはりそういったモノが気になってしまいまして。
巷にはいろいろなモバイルWi-Fiルーターが出回っています。ポケットWifiしかり、WiMAXルーターしかり、あるいはスマホのテザリング機能しかり……。
しかし、これらの端末のどこが優れていて、どこが劣っているかをきちんと説明できる方って案外少ないんじゃないでしょうか?

ということで本記事では、各大手キャリアさんの出しているポケットWifiと、本サイトイチオシなWiMAXルーターについて、二大気になる項目・「通信エリア」「月額料金」の2つを徹底比較していこうと思います。
この文章をご覧になっている皆様、せっかくの機会ですので、しっかりと違いを理解していって下さいね。

まずはエリアの比較

それではまず手始めに、WiMAXと大手キャリアの通信エリアを比較していきたいと思います。
WiMAXは通信状況が悪いという定説もあり、この点WiMAXは大手キャリアの通信網に劣っていそうな気もしますが……どうなのでしょうか?
ということで、エリアマップを見比べてみることにしましょう。比較対象は……そうですね、一番エリアが広いとされているdocomoさんの電波網にしましょうか。

まずは関東近辺のエリアから比べてみます。するとこんな感じに。

……あれ? 意外と変わらない……?
実はWiMAXの電波網ってここまで広がっていたんですね。一時期に比べると大進歩です。

それじゃあもう少しニッチなところに目を向けて、離島部なんてどうなんでしょうかね。ってことで再比較してみます。
見ていくのは、小笠原諸島は北に位置する父島・母島。

うーん、やはりこのレベルになってくると携帯電話の電波網は強いですね……。ここでもLTE使えるって掛け値なしにすごい。
もちろん、月々の追加料金を払うなどすればWiMAXルーターでもauの4G LTE網が使えるようになるので、ある程度までは対応できる部分もあるのですが……。
やはり、この点に関してはある種「負け」を認めざるを得ないかもしれません。
それでも、WiMAXがここまで張り合えるのは大したもんですけども。

それに、なんだかんだ言ってWiMAXもエリア広いですしね。普通にある程度都会で使う分にはなんら問題はないと思います。
もちろん読者の皆さんがお住みになってる地域にもよりますが……、十分検討の余地があるレベルだとは思いますよ。

WiMAXのエリアマップはこちらのページからご覧頂けます。

料金の比較

それではお待ちかね、次は「これら二つのモバイルルーターは月々にいくらかかってくるのか?」という点での比較をしていきたいと思います。
今回は、タイトルでも挙げたdocomo・Softbank・auとWiMAXプロバイダの最安値を比較していきますよ。
ということで、気になるその結果はコチラ。

やはり、と言いますか……、Softbankとdocomoに比べてauとWiMAXのオトクさが群を抜いてますね。
容量無制限と通信制限ありの差は如実に違うと思いますし、それに加えて月々の維持費も低コストに抑えられています。
Softbankはある程度auとWiMAXに追随しているもののオトクという面では少し劣りますし、docomoに関しては言わずもがな、ですね……。

そして驚くことにですね、auのWi-Fiルーターって、実はWiMAXの回線を使って運用されているのです。皆さんご存知でしたでしょうか……?
以前からauとWiMAXの総本山であるUQ-mobileには超が付くほどの親密な関係があるため、このような仕組みになっているのです。
とどのつまり、オトクなWi-Fiのモバイルルーターは全てWiMAXルーターであると言っても過言ではないのです!

…………いや、ちょっと過言だったかな?^^;

まあ格安SIMとかの選択肢もあるにはあるんだけども

さて、そんなこんなでめちゃくちゃ駆け足に「大手キャリア」と「WiMAXプロバイダ」の出しているWi-Fiルーターについて比較してみました。
上の表でも書いたように、WiMAXってうまく使ってあげればめちゃくちゃ通信費が安上がりになります。オススメですよ。

まあ、ちなみに言うと「格安SIM」なんていう第三の選択肢的なものもあるにはあるんですが……。
アレはそんなに重い通信を続けざまに行わないスマホ等々だからこそ光るものであって、こういった大容量の通信を行うデータ端末にはあまり向かないものなんですね。
携帯回線ってかなり混雑しやすいので、格安SIMを使ってると、特に日中なんかはもの凄く低速の通信になることもあります(体験談)。また、やはり通信制限にかかる規定の容量が定められていることも多いため、調子に乗って「ギガを消費」しまくってると痛い目に逢うことも。
なので、こういった手段に用いるのは……正直あまりオススメできないところではありますね……。

その点、WiMAXは悲しいことに契約者数がそもそも少ないため、真昼間でもサクサクと通信が楽しめることが多いんです。
それに上でも述べたように、なによりも通信制限がかからないってのが素晴らしい。そのため家の光回線etcが無くともネット環境には困らない状況が作れちゃったりします。

と、いうことで。コレを読んだ皆々様は、是非ともWiMAXの導入を検討してみてくださいね~。

そして本サイトでは、そんな超安なWiMAXプロバイダの中でも、読者の皆さんが一番気になるであろう「一番安いプロバイダ」を徹底検証してみました。
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[最終更新日]2018/02/21

この記事を書いた人

やぎこ

やぎこ

某大学生。ミスチルならどの曲でも歌えるのが特技です。 ヤギのように雑食で生きていきたい所存。 @yagikochでTwitterはじめました。

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