KDDI、WiMAX 2+とLTEを組み合わせた新通信方式「4CC CA」をiPhone 8/8 plus向けに対応すると発表
どうも、やぎこです。ここ数日をVPSでサーバー立てるのに費やしてました。ようやくひと段落ついた……。
さて今日の話題は、去る9月13日にAppleから発表されたiPhone 8シリーズにまつわるお話。
通信キャリア「au」を運営するKDDIが、新通信方式「4CC CA」をiPhone 8/8 plusへ新たに対応すると発表しました。
現在の日本において、トップ2と言っても過言ではないであろう、WiMAXとLTEを組み合わせて使うという、いわゆるキャリアアグリケーションを用いた本方式。
少し詳しく見て行きたいと思います。
4CC CAってなにさ
さて、まずは簡単な原理的なもののお話から。
上でもちょっとお話ししましたが、現在日本で飛んでいるネットワーク通信用の電波の中で(少なくとも一般向けに公開されている電波の中では)速度トップ2を誇るのが、WiMAX 2+とLTE。
2.5GHz帯と3.5GHz帯という二つの電波帯がそれぞれ使われているこれらの電波は、両方とも100Mbpsを超える高速通信を可能としています。
しかし、もちろんLTEに代わる新通信方式として5Gというものが開発されていたり、WiMAXのほうもじわじわ通信速度を上げては来ているものの、なかなか劇的な向上をすぐに求めることは難しかったりします。
そんな状況を打破するべく登場したのが、9月1日よりauから提供されている「4CC CA」。
上でも言った二つの電波帯を、両方並行で使ってあげれば早くなるんじゃないの!?という至極単純な仕組みではあるのですが、その効果はてきめんでした。
てなわけで、こちらの画像をご覧ください。
各電波帯ひとつひとつでは100Mbpsちょっとの通信速度だったのに対し、これらを強引にどうにか4つ束ねて使うことによって、なんと500Mbps超えというまさに超高速通信が可能となったのです。
ちなみに、これに加えて「256QAM」という技術を使うことで、他のAndroid端末では最大700Mbpsを超える速度を叩き出せたりもするのですが……、まあ今回は割愛ということで。
詳しく解説してくれているサイトもいくつかあるので、技術的な詳細を知りたい方はGoogle先生に聞いてみるといいと思います。というかそんな高度な説明が出来るほど僕の理解力がないので……。
おわりに
さて、ということで今回は4CC CAについてを見て参りました。
今回ご紹介したこの通信方式ですが、実は調べてみると分かるとおり、以外にも他のキャリアだってやってたりします。
じゃあ何が違うのって、それは「LTEのみを使う」のではなく、「LTEとWiMAXを同時に使う」こと。これにより、片方の電波が届かない場所でももう片方なら……!ということが期待できるようになったんですね。ある意味でのリスクマネジメント的なものもあるわけでございます。
これからどのようにネットワーク通信が変わっていくのか、結構ワクワクな筆者なのでした。
そして本サイトでは、これからWiMAXを契約したい読者の皆さんが一番気になっているであろう、「本当に一番安いプロバイダ」も徹底検証してみました。
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Source:au
[最終更新日]2018/02/09
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