格安SIMは通話料が高いって本当?


格安SIMの通話料は20円/30秒

格安SIMのデメリットとしてよく取り上げられているのが、通話料金の高さです。
格安SIMで通話をする場合、大多数の格安SIMが30秒あたり20円かかります。
つまり1分通話をしたとすると40円、10分会話をすれば400円料金がかかるようになっています。
対するキャリアはDocomoとソフトバンクはかけ放題のみ。
auのみLTEプランであれば格安SIMと同じく20円/30秒ですが、それ以外のプランはかけ放題のプランです。
キャリアのかけ放題のプランは、標準のかけ放題プランが2,916円、ライトプランが1,836円となっています。
つまり、格安SIMでキャリアのかけ放題プランを超えるほど頻繁にかける人なら、キャリアの方が得と言えるでしょう。
単純計算をすれば、格安SIMで46分通話をし続けると1,840円となり、キャリアのライトプランより高くなります。
ただし、格安SIMには通話料金を安くする方法がいくつかあります。

格安SIMにもかけ放題プランはある

格安SIMのかけ放題プランは、5分以内の通話無料や10分以内の通話無料といった感じで、時間制限がついているものが多いのが特徴です。
時間制限があるため長電話をする人には向いていませんが、短時間の通話を何度も行う人にはとてもお得なプランです。
料金はそれぞれ違いがありますが、だいたい1,000円出せばお釣りが返ってくるくらいの料金です。

アプリを使ってさらに安く

めったに電話はかけないという人も、格安SIMの通話料を安くすることができます。
「○○でんわ」といった感じの名前で多くの格安SIMが提供している、料金半額サービスです。
利用方法はとても簡単。
事業者のでんわアプリをダウンロードして、通話がしたい時はアプリを起動してから通話をするだけです。
電話をかける際に、特定の番号を打ってから電話番号を打つ場合も同じサービスが受けられます。
これなら1分20円で話せるので、91分までは格安SIMの方が安く話せます。
かけ放題プランと組み合わせるとかなりお得ですね。

[最終更新日]2017/02/07

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格安SIM奉行11編集部

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