ただ自炊するだけでは節約にならない!一人暮らしの食費を抑える7個のコツ
自炊をすれば必ず節約できるというわけではありません。食材の無駄が多くなれば節約どころか食費が余計にかかってしまいます。
一人暮らしの食費を抑える7個のコツをまとめましたので、まじめに自炊をしているのに食費を節約できていないという方は、自炊の仕方を見直してみましょう。
無計画な自炊は無駄が多くなる
一人暮らしでは一回に使う食材の量が限られるので、計画的に自炊をしなければ節約になるどころか、無駄が増えて反対に食費が増えてしまう場合もあります。節約が目的の自炊なのに食費が増えてしまっては本末転倒です。
安いからといって食材を大量に買うと使いきれずに食材を腐らせてしまいますし、保存がきかない料理を大量に作ると食べきれず無駄にしてしまいます。こうした一人暮らしの自炊の無駄を減らすには、計画的に自炊しなければなりません。
一人暮らしの食費を抑えるコツ
(1)買い物リストを作ってから買い物に行く
無駄な買い物を防ぐには、買い物リストを作ってから買い物に行くのが効果的です。予定にない食材まで買ってしまうと出費が増えますし、食材が増えて食べきれずに無駄にしてしまう可能性が高くなります。
買い物に行くと高い確率でついで買いをしてしまうという方は、買い物リストに書いてある食材以外は買わないというルールを作ってみてください。どうしてもついで買いの誘惑に勝てない方は、買い物リストの食材が置いてある場所以外は寄らないようにし、なるべく目的の食材以外を目に入らないようにしましょう。
(2)ひとつの食材で複数のレシピを考える
一人分だと1回の料理で食材を使い切るのは難しいと思います。使い切ることを優先して作りすぎて残してしまっては結局無駄になりますし、食べ過ぎてしまうので健康にもよくありません。
食材が無駄になる原因は、その食材でひとつのレシピだけを考えるからです。他のレシピでも使うことを考えておくと、別の日に使えるので食材が無駄になりません。
たとえば、ジャガイモならカレーやシチューの具材だけでなく、サラダにもできます。キャベツはサラダだけでなく、お味噌汁の具材に使っても美味しく食べることができるでしょう。
つまり、食材を複数のレシピで使うことを考えておけば無駄がなくなります。
(3)冷凍保存できる食材を選ぶ
食材を一人分だけ買うのは難しいですし、それではあまり節約にはなりません。節約するにはなるべく冷凍保存できる食材を選びましょう。
肉類、魚の切り身、きのこ類、麺類など、冷凍できる食材なら余ってしまっても冷凍保存しておけるので無駄になりません。きのこ類は水で洗うと旨みが逃げてしまうので、石づきを取り除いてからラップに包むかフリーザーバックに入れて冷凍します。
油揚げは刻んで冷凍しておくとお味噌汁に使えるので便利です。ただし、冷凍にも期限があるので早めに食べるよう心がけましょう。
(4)野菜はまとめて調理して冷凍する
食材の中でよく腐らせてしまうのは野菜です。野菜は生のままで冷凍するのは難しいですが、調理すれば冷凍しておけます。あらかじめ食べやすい大きさに切っておくとすぐ調理できるので便利です。
にんじん、ブロッコリー、玉ねぎなどは切って茹でるか炒めるかして冷凍しておきます。トマトはまるごと冷凍できるので切らない方がいいかもしれませんね。
(5)ご飯はまとめて炊いて冷凍する
ご飯を炊飯器で保温しておくと電気代がかかるので、まとめて炊いて冷凍しちゃいましょう。出勤前に炊飯を予約しておくと保温のための電気代がかかりますし、仕事から帰ってからご飯を炊くのは面倒なので、冷凍しておくのが一番ラクです。
完全に冷めてから冷凍すると水分が抜けた美味しくないご飯になってしまうので、炊飯器から出したらすぐにラップにくるむかタッパーに入れ、常温になってから冷凍庫に入れることで美味しさの損失を最小限に抑えます。
(6)お茶を沸かす
ペットボトルのお茶を買うより、お茶っ葉で沸かした方が断然節約できます。沸かす手間がかかりますが、少しの労力で節約できるならやって損はありません。
夏は麦茶を沸かして冷蔵庫に入れておき、冬は急須でお茶を入れるようにしましょう。
(7)自炊にこだわりすぎない
節約が目的なら自炊に100%こだわる必要はありません。惣菜によっては買った方が安くつくことがあります。
保存が効かない惣菜や量を作らないと節約できない惣菜は買ってしまった方がいいかもしれません。
メインのおかずもスーパーの見切り品を買った方が安くつくことがあります。近所のスーパーで値引きのシールが貼られる時間帯を把握するのも節約のテクニックです。
おわりに:自炊は計画的に
自炊で節約するならその日だけのレシピを考えて食材を買うのではなく、数日分のレシピを考えた上で食材を買うことです。計画的に自炊すれば食材を無駄にせず、効率よく食費を節約できます。
料理のレパートリーが増えれば余った食材に合わせておかずや惣菜を作れるので、どんどん作れる料理を増やしていきましょう。
[最終更新日]2017/05/16
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