初心者でも安心して格安スマホを選べる!購入前にチェックすべき8つのポイント(スペック・機能)
こんにちは(この記事書いてるのが夜なので正確にはこんばんはなのですが)、偉そうにスマホ関連で講釈垂れてたら自分のスマホがぶっ壊れました、やぎこです。まさか以前記事を書いたときに机から引っ張り出したサブ端末がこんな風に役に立つとは思いもしませんでした。
てことで、今回も懲りずにスマホTips。ズバリお題は、「そもそもスマホのスペックってどういう基準なのさ」ってお話です。RAMだのROMだのなんだのと、なんやかんや情報が錯綜している中、「これを見ておけばとりあえず大丈夫!」ってのをつらつらと書き綴っていきます。
めちゃくちゃざっくりと話していきますので、識者の方は「これってこうなんじゃない」とか「ここが違う」とか言わずに、生暖かい目で見て頂けると助かります。また、例によってAndroidをベースに話していきますので、なにとぞよしなに。
初心者でも押さえておくべき4つの基本ポイント
主に新品を買う方向け。昨今、2万弱~のスマホであれば、大抵内部的なスペックは実用に耐えるものになってますので、まずはとりあえず外見で攻めていこうかと思います。
- 1.画面サイズ
そのまんま、操作できる画面のサイズのことです。「ディスプレイサイズ」とか「画面インチ数」とかいろいろ呼び方はあると思いますが、まあつまりは画面のサイズのこと。大抵これが機体のサイズに直結します。~4.2インチだと女性でも片手操作が出来るくらい、4.2~5インチで手の大きな男性が片手使用に困らない程度、5インチ~で両手使用が前提のサイズ、くらいに思っててください。解像度とかの話もありますが、その辺は割愛。これだけで一記事作れるくらいの膨大な情報量になっちゃうので。
- 2.カメラ
外部カメラ(アウトカメラ)、内部カメラ(インカメラ)の二つが付いている機種が多いと思います。f値やらセンサーサイズやらといろいろ指標はありますが、案外そういうのを公開していないメーカーも多いので、とりあえず「画素数デカい→高画質!!」くらいに覚えとくと楽だと思います。
- 3.バッテリー
多ければ多いほど持ちます。単位はmAh、流せる時間と電気量を掛け算した値です(例えばバッテリー容量が3000mAhの場合、1時間に3000mAの電気を流せたり10時間で300mAhの電気を流せたりする電池容量)。まあ、とりあえず大きいほうがいいんでしょ!くらいの認識でいいと思います。
最近のスマホは省電力化も進んでるので、「あんまり充電しないんだよなあ」って人以外はあまり気にしなくてもいい項目かも。
- 4.防水防塵
JISで定められた防水防塵の規格をクリアしているか否か、を表す項目。「IPX5」とか「IP6X」とか書かれているのがそれです。詳しくは書きませんが、Xが先に来るほうが防塵、後に来るほうが防水で、数字が大きいほど性能は高いです。IPX8とかだと水に一時間くらい浸しても大丈夫と言われています。
が、あまり過信はしないほうがいいかも……(筆者は防水対応スマホを水溜りに落として水没させた経験あり)。
よりこだわるならチェックしたい4つのポイント
お次は「中古とか型落ちの端末も視野に入れてるよ!」って人向けの話。こうなってくると、ついに端末内部、各パーツの話が出てきます。
- 1.CPU
Central Processing Unit、中央処理装置の略称。よくコンピュータの脳みそに例えられたりします。じゃあ他のパーツは何なんだって聞かれると、実は大抵脳みそにあたります。訳が分からない。まあつまりは計算とかそういうことを行う装置です。これが一個だけ載ってるとシングルコア、二個だとデュアルコア、四個だとクアッドコア、六個になるとオクタコアです。コアは多ければ多いほど良い。これだけ覚えておけばとりあえずはOK。
くれぐれも、~GHzっていう数字に踊らされないでください。詳しくは言いませんが、CPUの各メーカーや世代によってこの数字、意味が結構変わってきます(詳しく知りたい人はPCの話になりますが、NetBurstでググってみて下さい)。
- 2.RAM
CPUで処理した情報を「一時的に」記憶しておく場所。壮大なメモ帳とでも思ってて下さい。
広ければ広いほど(=容量が多ければ多いほど)性能は高い。狭義の「メモリ」という言葉はこれに当たります。英語だとRandom Access Memory。最近のスマホだと3GBとか4GBとかが多いので心配はないですが、たいてい2GB以上無いと一気にレスポンスが落ちるので、一昔前のスマホを買う時はその辺ご注意を。
- 3.ROM
CPUで処理したりRAMに蓄えたりした情報を、「永続的に」記憶しておく場所。パソコンだとハードディスク、とか呼ばれてる部分がここに当たることが多いです。RAMと同じく、容量は多ければ多いほどいい。「内蔵ストレージ」とか呼ばれることもあるもので、Read Only Memoryの略です。
容量については、32GBとか64GBとかが最近のトレンド(?)。このストレージに関してはSDカード等で増設出来ることも多いので、特に最低このくらいってラインはありませんが、16GBくらいはあると便利だと思います。
- 4.OSバージョン
最新はAndroid 7.1.2ですが、通常まずはメーカーを通してアップデートする都合上、大抵のスマホでは新しくてもせいぜい7.1くらいなのではないでしょうか。2.xは論外、4.xでまあ使える程度、出来れば5.x以上が望ましいです。セキュリティ的にもアプリの対応的にも。ただ、ちょっと古いアプリを使ってる場合はAndroidが新しすぎて逆に対応してない場合もあるので、少々注意が必要です。
長々と書いて参りました
とりあえず上記のことを抑えておけば、少なくとも日常生活じゃ十分すぎるくらいの知識を手に入れられてると思います。大丈夫です、これ以上の知識って正直必要ありませんし、それこそ価格.comのレビューのほうが格段に信用でk(以下自粛)
さて、自記事の中で最長新記録を達成しました本記事、いかがでしたでしょうか。なるべく砕いて書いたつもりではありますが、分かりにくいなぁとかありましたら、気軽にコメントとかで意見投げていただけるとありがたいです。
ガジェット系ってどうしても、分からない人には雲の上の話みたいに捉えられがちだったりもするんですが、こうして少しずついろんな方に向けて情報発信できたら……と密かに思うやぎこなのでした。
[最終更新日]2017/06/17
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